名護市には、知ってほしい魅力的な地域がいくつもあります。
なんで今まで通りすぎてたんだ!!ちくしょー(T_T)
と思うその前にCHECKです♪
初めての沖縄旅行。
数えきれないほど沖縄を満喫している方。
遠方からはるばる来たぜ!名護市!!
という方にぜひ知ってほしい地域のひとつ『済井出』をご紹介。
では、早速記事を読んでみよう。
屋我地島集落のひとつ『済井出』
沖縄本島北部名護市にある羽地内海に浮かぶ島『屋我地島』。
さて、突然の問題です!むむっ
島内には、いくつの集落があるでしょう?!
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・済井出(すむいで)
・饒平名(よへな)
・屋我(やが)
・運天原(うんてんばる)
・我部(がぶ)
正解は・・・5つ!
屋我地島といっても、沖縄本島とは、屋我地大橋で繋がっているので
アクセスがしやすく、さらに!!
『古宇利大橋』で古宇利島と
『ワルミ大橋』で今帰仁村運天側
と結ばれている場所でもあります。
屋我地大橋を渡り終えてから散策の旅スタートです。
県道110号線、屋我地大橋を渡り、車を走らせること5分・・・
分岐点にさしかかりますが、そこは左には曲がらずまっすぐと進みましょう。
(左折すると、饒平名へと繋がります。)
しばらくすると『済井出』の標識が見えてきます。
そこから地域に入ることができますが、
路地が似ているので少し迷子な気持ちにもなります。
様々な路地をぬけていくと、結構走ったつもりでも、意外と進んでいなかったり、
ここに繋がっているの?!
と頭の中でぐるぐると小さな地図が出来ます。
存在を放つ天然記念物(植物)済井出のアコウ
済井出公民館の前庭に面する農村公園の一角にある『済井出のアコウ』傘のように広がった大きな『済井出のアコウ』は、
名護市の指定文化財としても登録されていて、推定樹齢200年!!
済井出地域の移り変わりをずっと見守ってきたアコウの木の安定感は半端ないです。5本に分岐した幹。
地域の人の憩いの場となっているこの場所は、
初めてお目にかかりましたがなぜかホッとします。
※近くには、保育園もあるので安全運転でお願いします(._.)
済井出のフクギ並木にこんにちは
済井出のアコウの近くの路地に入ると、フクギ並木の通りに入ります。
太陽の光が木々の間から差し込み、神秘的な空間に。
吸い込まれるように歩いちゃいますよね。
木霊いないかなとか考えたり。
いてほしい気持ちとみたくない気持ち。
どっちなんだ。ってね。ほとんど人とすれ違うことのなかったこの日の散策ですが、
畑で作業をしているおじいちゃんに出逢い『こんにちは』
地域のゆっくりとした時間、不思議なスロータイムを味わうことができ、
それと同時に癒されます。
※狭い路地なので、歩いての散策がおすすめです。
フクギ並木を歩いたあとは、済井出の海を眺めにいかがですか?
緑色の絨毯と済井出の海からの眺望
海岸を緑色でうめつくす群衆の正体は、『グンバイヒルガオ』
開花時期は、8月から9月を中心にアサガオに似た紫色の花を咲かせますが、
ほぼ周年開花と言われています。
沖縄の方言で『アミフィーバナ』と呼ばれ、花を摘むと雨が降るという迷信があります。
屋我地漁港にも寄り道です。
風が強いですが、屋我地漁港からの景色も絶景です。
岩島も多い場所ですが、古宇利大橋・古宇利島が見渡せ、しばらく景色を楽しむことができます。
屋我地漁港内の海も透き通っていて、とても綺麗♪海を堪能したあとは、畑が多くをしめる地域でしか見れない景色を見つけにいきましょう!
ウージ畑が織りなす花の銀世界
『さとうきびって花が咲くの?!』
と私も驚いた出来事。
農道に入ると、緑色の畑から一変、
太陽の光に照らされた、さとうきびの花が
銀色の世界を創り出しています。降り注ぐ太陽のエネルギーにおされ気味の1枚。それでも風にも負けず、太陽にも負けずにまっすぐと!
我こそは!!
と空に向かってのびているさとうきびの花は、12月頃から咲き始めます。
12月~3月がさとうきびの収穫時期であり、
刈り取られたさとうきびが山になって畑に寝転び、
製糖工場へ運ばれるのを待ちます。
この時期にしか見れない景色なので、ぜひ知っていてほしいです。
※『ウージ』沖縄の方言で『さとうきび』のこと。そして、農道からの望む済井出の集落こそぜひ見逃してほしくない絶景の穴場。
ぜひ名護市にお越しの際には、魅力いっぱいの済井出地域にも
訪れていただけたら嬉しいです♪
この記事を書いた人:SHIORI
ライターのSHIORIです。
沖縄県北部に位置する名護市の魅力を
「深掘り」発信しています。
名護市を楽しむきっかけになれば嬉しいです♡
名護の魅力がたくさんの人に届きますように
.....ヾ( 〃∇〃)ツ