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名護市親川にある『民俗資料博物館(パート1)』

”あぁ!この看板みたことある!!”という方も多いのではないでしょうか?国道58号線を国頭方面へ向かう際に右手に見えてくる看板。

 

”ちょっと怪しくない?”

”気になってるけど中々・・・”

”どんなところなのか不安”

なんてマイナス発言で通りすぎちゃうと勿体ないですよ~!!

 

そういう私も半信半疑だったのですが、見応えある内容に”行って良かった”ってなります。

 

「この記事をきっかけに興味をもって実際に訪れてくれると嬉しいなー。」という思いをたっぷり込めました!

ぜひ、ご一読ください♡

 

早速、案内板に従い農道をまっすぐ進んで行きましょう。

3分ほどでたどり着くこの場所は、名護市親川にある私設の『民俗資料博物館』

(以前紹介した名護市親川にある自家製木灰そば『さわのや』と併設されています。)

 

民俗資料をメインとした本館と戦争資料をメインとした別館のふたつの建物があります。

今回は、本館を一緒に探検していきましょう♪

入館料は入り口にある下記のボックスへとお願いします。

 

想像を遥かに超えたコレクションの数々。

「説明するといくら時間があっても足りない。」からと館長の真嘉比(まかび)さんに見送られ、館内へと突入です。

 

館内に入ると想像を遥かに超えたコレクションの数にまず驚きます。

これが本当に公共施設ではなく、私設なの?!

ときっと訪れた方は思うことでしょう。

(実際に、博物館など公共施設から貸し出しを依頼されることもあるそうだ。)

 

1997年から集めだしたコレクションを最初はブルーシートをかけて保管していたが、台風や雨風などから守るため、コレクションを集める傍ら一人で建物を作りはじめた。

 

6年の月日をかけて2005年に『民俗資料博物館』が完成しオープンへといたったそうだ。農機具や家電製品、医療器具や玩具、レコーダーなどが見やすく展示されています。

説明文もあるのでモノの移り変わりや使用用途を学ぶことができ、頭の中は”ほぉ~(なるほど)”と”へぇ(そうだったんだ)”ですぐにいっぱいなります。駄菓子屋さんや売店に行くとレジ近くにあったくじ引きも懐かしい。現在ではスチームアイロンが当たり前となっていますが、昔は熾火した炭火をいれて熱と容器の重みでしわをのばしていたそうです。

銅製容器は重く、アイロンがけもかなりの重労働だったんですね。昭和47年に日本へ返還された沖縄でしたが、復帰後もしばらくはアメリカと同じで車両は右側通行だったそうだ。

しかし、「道路交通に関する国際条約」にて”1つの国に1つの交通方法”という決まりがあり、昭和53年7月30日に右側通行から左側通行に交通ルールが変更されました。

左側通行に変わる当日まで表示すべきでない標識(進入禁止や一時停止など)に被せられていたカバーもコレクションのひとつとして展示されています。

 

今の時代に行うにしても容易なことではありませんよね。

(これを機にナナサンマル(730)について調べてみるのも面白いですよ!)

明治末から第二次大戦後まで用いられた方言札は、ウチナーグチ(沖縄言葉)を禁止して日本語に同化するために学校で方言を話した者に、罰として首から下げさせた木札だそうです。

沖縄では、歯磨き粉のことを”コルゲート”とよんでいた名残があります。

それは、アメリカ製の歯磨き粉の商品名でもある”コルゲート”を主流で使用していた沖縄ならではの呼び方。

今では歯磨き粉の種類も多く流通しているので”コルゲート”と呼ぶ人はほとんどいませんが、おじーおばーはきっと今でもそうよんでいる方が多いかもしれませんね。ブリキのおもちゃやビー玉などが展示されているコーナーもあります(^^)

カメラ屋さんで使われていたカメラも圧巻です。

ショーケースの中にもたくさんのカメラがありました!改めて、本当に私設なのかと疑いたくなるほどのコレクションの数々。当時は今みたいに気軽にコーラーやアイスクリームが買えなかったため、畑仕事をしている人にとってアイスケーキの自転車はとても貴重だったそうだ。

沖縄の人は、棒付きのアイスキャンディのことをアイスケーキとよんでいたそうです。

今でもおじーおばーは、アイスクリームもアイスキャンディもひっくるめてアイスケーキと言ったりしますよね。

 

まだまだ紹介しきれないほど見どころがたくさんあります!

祖父母の過去の記憶、父と母の子どもの頃の思い出を知るきっかけにもなる場所でもありますよ。

 

今回、写真はご紹介できませんが名護湾で行われていたヒートゥ狩の様子が生々しく展示されていたり、仏壇がある部屋を再現したりと、昔の生活の様子も垣間見ることができるのも見どころ。

 

館長の真嘉比(まかび)さんが放った衝撃の事実。

たくさんのコレクションを集めて展示している真嘉比さんですが古民具、古民芸品などに関心があったわけではないそうだ。(えっ(゚∀゚)?)

 

☆つぶやき☆

「今でも好きじゃないよ~!!」と笑いながら話す真嘉比さんに衝撃と失礼ながら疑いの目を向けた出来事があったが、丁寧にまとめられた説明文と工夫されて展示されているコレクションの数々、集めてきたコレクションに出会うまでのエピソードを聞くと並大抵の気力でできることではないよな~と思い、聞かなかったことにしようと心に決めました。

 

真嘉比さんが古民具、古民芸品などを集めだしたのは、定年退職後に趣味を模索しているとき。

捨てられていた古民具を見て、”今あるものが過去になり、ただただなくなっていくことに惜しまれない気持ちになった”という。

 

その出来事がきっかけとなり、『民俗資料博物館』の完成まで至ったそうだ。

 

スマホが主流となっている現在、これから消えていくもののひとつにガラケーも挙げらているそうです。

また、テレホンカードや2019年9月でサービスが終了となったポケベルも国内から姿を消していくのだとか。

 

便利な世の中になる一方、時代の波にのまれていくものを後世に残すことが真嘉比さんの思いでもある。

 

☆ぷち情報☆

お伺いしたときには終了していましたが、レーザーディスクが2000枚にも及ぶ昭和の邦画や洋画などのジャケット展を開催していたそうです。

 

来年は、戦後75年の節目となるので昭和24年の新聞の展示会を開催したいと現在準備しています。(2019年9月現在)

 

沖縄旅行に来た際には、ぜひ沖縄の歴史にふれる旅はいかがでしょうか?

 

パート2では、戦争資料をメインとした別館をご紹介いたします。

合わせて読んでいただけると幸いです。

 

民俗資料博物館

住所:〒905-1146 沖縄県名護市親川628番地(山田区)

TEL:0980-58-3355

携帯:090-2507-1011

営業時間:9:00~17:00

定休日:年中無休

駐車場あり

 

IORI
この記事を書いた人:IORI

ライターのIORIです。

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